ふたこわたるより バックナンバー

○○さん、こんにちは。
ふたこです。

親子関係にしても、企業などの組織にしても、
問題があると、その原因追求には熱心だったりします。

「なんでそんなことするの！？」
「どうしてこんなことになったんだ！？」
っていうのは、確かに知りたいことだし、
知ったらもしかしたらより良い未来を作る参考になるかもしれません。

ただこれって多くの場合、人を委縮させてしまって事態を悪化させたり、
オープンに語ることのできない雰囲気を強化して
長期的な問題の維持につながってしまいます。

心理カウンセリングの世界でトレーニングされたことの一つに、
この「なんで？」の質問をしない、ということがあります。

多くの人が母親から詰問された場面を投影して
心を硬くしてしまう、ある意味魔法の質問（笑）。
なので、これはできるだけ使わない。

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でももう一つトレーニングされたことで、とても良かったのは、
「よいことがあったときにこそ、原因を追求する」というもの。

僕らはともすると不快な気持ちを起こすような出来事、
「問題」と呼びたくなる物事に意識を奪われがちですよね。

そしてよかったことは、さらっと忘れてしまう。
よかったことがあったこと自体を忘れちゃうし、
どうやってそれを得たのか、意識しないことが多いわけです。

そこで、こういう会話をすることによって、
うまく行ったときのパターンを意識化させていく。
するとなんというか、「勝ちパターン」みたいなものが定着していく。

なんでこんなに望ましい結果が得られたのか。
何があって、こんなによろこばしい結果が得られたのか。
その前に何をしたから、こんなに素敵な結果が得られたのか。

こういう質問ね。

身近な人に試しにしてみてください。
場合によっては、わからなかったり、偶然とか言い出しますが、
そこでもうちょっと食い下がって聴き続けてみてください。
ここ、意外と重要。

そうすると多くの場合、「ああ、そういえば！」って
話が出てきます。

そうなると、もう一度その喜びも感じられて
自分の行動パターンも良い方に向けられて、
いいことづくめです。

最近何かいいことありましたか。
それはなぜ、起こったのでしょう？



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席に空きがあれば単発参加3000円（キッシュ代別）、適宜募集。
定員８人
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