ふたこわたるより バックナンバー
日時 | タイトル |
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2016/09/23(金) 17:30 | ふたこわたるより【好きなことを仕事にしてるはずなのに満たされない時】 |
○○さん、こんにちは。
ふたこです。
僕は若い頃、僕は自分のやりたいことを目指してきて、
そして実際その仕事についている。
なのに、ものすごく苦しかったのです。自分で意味がわかりませんでした。
中学のときに環境問題に関わる科学技術に携わりたいと思ったんですよね。
そして地球環境問題のことを何故かあれこれ調べ始めて、
それはエネルギーの問題だ、と思い至りました。
まだテレビとかで大々的に特集が組まれる数年前です。
「公害」はもうとっくに問題になってたけど。
人がただ食べて生きていくのではなくて、
こんなに大量のエネルギーを使っている、
そのことが環境に負荷をかけているのが問題。
なので人が今のような莫大なエネルギーを使いながら生きる社会を続けるなら
(そして続くと思ってた)、環境負荷の少ないエネルギー源を見つけていくしかない。
それで、そんなエネルギーとは何かと考えたら、太陽光だなと思い、
太陽光発電の研究者になるために高校、大学、大学院と進んだのでした。
そして大学院では、後半は収入を得ながら太陽光発電に関わる研究をしていました。
僕は自分のやりたいことを目指してきて、そして実際その仕事についている。
なのに、ものすごく苦しかったのです。
死ぬか気が狂う方が楽なんじゃないかと思うほど。自分で意味がわかりませんでした。
何が起こっていたのでしょう。それに関係する一部分が今日のトピックです。
****
やりたいことを仕事にする、というのにはいくつかの意味があります。
今日は、誰かにとって価値があるかどうか(お金を払ってもらえるか)
という部分はちょっと置いておきまして、
自分が心地よく働き続けるとか、満たされて幸せに働く、
ということに限定での話です。
好きなことを仕事にする、やりたいことを仕事にする、
やれることを仕事にする、など、似たような違うような言い回しが
世の中にはあるように思います。その辺りをどう整理したらいいのか。
自分が大好きな気持ちで関われる分野は何か、ということと、
自分が無理なく自然にできるDoingは何か、
という二つの切り口を考えてみると整理しやすい。
そしてその二つが重なるところを見つけ出して、その領域で働けていると、
満たされて幸せに働いていられるようになります。
***
そして、この片方だけだと、「おかしいな〜、なんでこんなに苦しいんだろう」
という状況にもなりえます。
例えば、子供の頃から飛行機が大好きだったとします。
見てるだけでキラキラときめいちゃうみたいな感じで。
この場合、大好きな気持ちで関われる分野が「飛行機」です。
でも、無理なく自然にできるDoingもまた、人それぞれなのです。
機械いじりなら無理なく自然にできるなら整備士になったらとてもいいだろうし、
機械関係はまるで苦手だったら、整備士として毎日飛行機のそばにいても
大半の時間を苦痛とともに過ごす可能性もあります。
機械いじりは苦手でも接客が無理なくできるのだったら
客室乗務員や空港で人と相対する仕事を選ぶこともできます。
大好きな気持ちで関われる分野でも、普段の仕事のDoingに大きな無理がかかっていたら、
それはとても辛い仕事になってしまいます。
ちなみに僕の太陽光発電の研究者時代は、ちょっとこれに近い状況でした。
地球環境とかエネルギー問題はとても興味があって意義もあると思っていましたが、
普段実験室でこまごまとやるDoingは
僕はかなりがんばらないとできない種類のことでした。
***
反対に無理なく自然なDoingを生かせているけれども、なんとも苦しい、という場合。
無理なく自然にできるDoingは、もし他人の目にとまったならば、
とても重宝されることがあります。
例えば世の中には、絵を描くということ自体は苦もなくやれてしまう、
という方がいます。それが誰かの目にとまって、
「うちの会社でデザイン関係の仕事を手伝ってほしい」と頼まれたりする。
ここで、その会社のやっていることが好きな分野なのか、そうでないのか、
というのは、この人の働く満足度に大きな影響がありますよね。
例えば、自分もよく買うとても美味しくて安全性に配慮されている
食品メーカーで、パッケージデザインの仕事をしているのと、
自分は全くいいとは思わないようなパチンコの新台か何かの
広告のデザインの仕事をしているのだと、全く違った状況になるわけです。
そんなわけで漠然と「好きなことを仕事にするにはどうしたらいいか」
と考えるのではなくて、自分が大好きな気持ちで関われる分野は何か、ということと、
自分が無理なく自然にできるDoingは何か、という切り口で
整理しながら見てみると、より自分に合った道が見えてくるはずです。
いかがでしょうか。
自分自身が満たされて働き、お客さんから感謝とともに
お金を受け取るためのミニセミナーと、
それをほんとうにものにするためのグループコンサルティング、
東京で10月から。まだ若干名、募集中です。
★9/28プレセミナー&説明会 エッセンスがぎゅっと詰まってます!
http://www.kokuchpro.com/event/futako201609_02/
★『充ち足りているワールド』から生み出す
ビジネスのグループ・コンサルティング
実際に本当に成果を出したい人向き
http://www.kokuchpro.com/event/tokyo_gc02/
この記事はリンク先で図解付きで読むことができます。
https://futakowataru.amebaownd.com/posts/1347585
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ふたこです。
僕は若い頃、僕は自分のやりたいことを目指してきて、
そして実際その仕事についている。
なのに、ものすごく苦しかったのです。自分で意味がわかりませんでした。
中学のときに環境問題に関わる科学技術に携わりたいと思ったんですよね。
そして地球環境問題のことを何故かあれこれ調べ始めて、
それはエネルギーの問題だ、と思い至りました。
まだテレビとかで大々的に特集が組まれる数年前です。
「公害」はもうとっくに問題になってたけど。
人がただ食べて生きていくのではなくて、
こんなに大量のエネルギーを使っている、
そのことが環境に負荷をかけているのが問題。
なので人が今のような莫大なエネルギーを使いながら生きる社会を続けるなら
(そして続くと思ってた)、環境負荷の少ないエネルギー源を見つけていくしかない。
それで、そんなエネルギーとは何かと考えたら、太陽光だなと思い、
太陽光発電の研究者になるために高校、大学、大学院と進んだのでした。
そして大学院では、後半は収入を得ながら太陽光発電に関わる研究をしていました。
僕は自分のやりたいことを目指してきて、そして実際その仕事についている。
なのに、ものすごく苦しかったのです。
死ぬか気が狂う方が楽なんじゃないかと思うほど。自分で意味がわかりませんでした。
何が起こっていたのでしょう。それに関係する一部分が今日のトピックです。
****
やりたいことを仕事にする、というのにはいくつかの意味があります。
今日は、誰かにとって価値があるかどうか(お金を払ってもらえるか)
という部分はちょっと置いておきまして、
自分が心地よく働き続けるとか、満たされて幸せに働く、
ということに限定での話です。
好きなことを仕事にする、やりたいことを仕事にする、
やれることを仕事にする、など、似たような違うような言い回しが
世の中にはあるように思います。その辺りをどう整理したらいいのか。
自分が大好きな気持ちで関われる分野は何か、ということと、
自分が無理なく自然にできるDoingは何か、
という二つの切り口を考えてみると整理しやすい。
そしてその二つが重なるところを見つけ出して、その領域で働けていると、
満たされて幸せに働いていられるようになります。
***
そして、この片方だけだと、「おかしいな〜、なんでこんなに苦しいんだろう」
という状況にもなりえます。
例えば、子供の頃から飛行機が大好きだったとします。
見てるだけでキラキラときめいちゃうみたいな感じで。
この場合、大好きな気持ちで関われる分野が「飛行機」です。
でも、無理なく自然にできるDoingもまた、人それぞれなのです。
機械いじりなら無理なく自然にできるなら整備士になったらとてもいいだろうし、
機械関係はまるで苦手だったら、整備士として毎日飛行機のそばにいても
大半の時間を苦痛とともに過ごす可能性もあります。
機械いじりは苦手でも接客が無理なくできるのだったら
客室乗務員や空港で人と相対する仕事を選ぶこともできます。
大好きな気持ちで関われる分野でも、普段の仕事のDoingに大きな無理がかかっていたら、
それはとても辛い仕事になってしまいます。
ちなみに僕の太陽光発電の研究者時代は、ちょっとこれに近い状況でした。
地球環境とかエネルギー問題はとても興味があって意義もあると思っていましたが、
普段実験室でこまごまとやるDoingは
僕はかなりがんばらないとできない種類のことでした。
***
反対に無理なく自然なDoingを生かせているけれども、なんとも苦しい、という場合。
無理なく自然にできるDoingは、もし他人の目にとまったならば、
とても重宝されることがあります。
例えば世の中には、絵を描くということ自体は苦もなくやれてしまう、
という方がいます。それが誰かの目にとまって、
「うちの会社でデザイン関係の仕事を手伝ってほしい」と頼まれたりする。
ここで、その会社のやっていることが好きな分野なのか、そうでないのか、
というのは、この人の働く満足度に大きな影響がありますよね。
例えば、自分もよく買うとても美味しくて安全性に配慮されている
食品メーカーで、パッケージデザインの仕事をしているのと、
自分は全くいいとは思わないようなパチンコの新台か何かの
広告のデザインの仕事をしているのだと、全く違った状況になるわけです。
そんなわけで漠然と「好きなことを仕事にするにはどうしたらいいか」
と考えるのではなくて、自分が大好きな気持ちで関われる分野は何か、ということと、
自分が無理なく自然にできるDoingは何か、という切り口で
整理しながら見てみると、より自分に合った道が見えてくるはずです。
いかがでしょうか。
自分自身が満たされて働き、お客さんから感謝とともに
お金を受け取るためのミニセミナーと、
それをほんとうにものにするためのグループコンサルティング、
東京で10月から。まだ若干名、募集中です。
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