ふたこわたるより バックナンバー
日時 | タイトル |
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2017/08/19(土) 18:00 | ふたこわたるより【傷つきやすいあなたはたぶん、 集合意識の癒しに関わっている。】 |
○○さん、こんにちは。
ふたこです。
今日は最近考えていることについて書いてみます。
傷つきやすいあなたはたぶん、
集合意識の癒しに関わっている。
という話。
***
こころの傷って、
世代を超えて引き継がれることがよくあります。
子供が親との関わりで傷ついた、
なんてことがあったとして、
実はその親御さんもさらにその親との間で
同じ傷つき体験をしていたというのは、
よくあることです。
でね、こういう家族で受け継いでいるものは、
もしかしたらあなたの代で
終わらせることができるかもしれない。
***
それは自分自身を癒すことでもあるし、
そのことを通して家系を癒すことでもある。
あなたがそのことに気がついて、
そこにある痛みを避けることなく感じ切ったら、
そしてそこで許しが起こったら、
世代を超えて共有してきた傷と分断は、終わる。
これまでずっとその痛みを回避することで、
先人たちはどうにか現実を生き延びてきたし、
でもその副作用も同時に
受け継いできてしまったわけなのだから。
それができたとき、
ある意味集合意識の傷つきの癒しを
あなたがサポートし、
完了させたことになるんじゃないかな。
***
さてここ数年僕は、同じようなことが
家族よりも広い範囲でも起こっているのかもなー
と思っています。
例えば、
戦争のような大きな出来事があったら、
その時その場にいた当事者だけでは、
とうてい癒すことのできない深い傷が残る。
日本なら、
2発の原爆や各地の大空襲だけでも
とほうもない傷があるし、
その傷つきを癒すことなく亡くなった人も
たくさんいるはず。
***
でね、僕は30代のある時、
自分が遭ったこともない原爆の
傷・トラウマを負っていることに気づいたのでした。
その話は何度かしてるから今日は詳しく書かないけど。
僕自身のこころの中に、そのトラウマのために
自動思考に乗っ取られていたり、
そのトラウマのために
感じることができなくなっている気持ちが
あることが見えた。
そしてその歪みが、
僕の生活の現実に現れていることを
感じたんですよね。
それが見えたあと日本の社会を見たら、
同じような歪みを社会全体で
抱えているのが見えるようになった。
***
例えば日本では、戦争について
「自動的に反対と叫ぶ」というような反応に
よく出くわします。
こころ静かに全体を見て、それは違う、と
どっしりとしたところから言うのではなくてね。
僕は小学校の頃、
そういう傷を負った(引き継いだ)ことが
今ではよくわかります。
***
原子力についてもそう。
僕は原発は最短で全廃するのが合理的だと
思っているけれど、なんていうのかな、
自動反応的な「原発反対」のエネルギーに出会うと、
妄信的な原発賛成に出会う時と同じような
居心地の悪さを感じてしまうの。
どちらも、その人の中心からの真実の声じゃなくて、
もっと表面に作られた防衛反応の声が聞こえてくる。
でもそうなるだけの、
恐ろしいほどの痛みがそこに隠されている。
だから無理もない事情もまた、わかる気がする。
***
で、話を元に戻すんだけれど、
先の大戦のことや原爆のことに触れて、
たくさんダメージを受けてしまう人っているわけです。
本人はもちろん、親戚すら関わっていなくても。
僕もそうだったけど。
でもそこでちゃんと胸を痛めることができたら、
それは日本列島に住む人の集合的な傷つきを、
一部引き受けて癒していることになるんじゃないかな。
***
僕の場合は、
原爆や、
生態系の破壊に胸が痛むし、
なぜか中東情勢にも胸が痛む。
別の人は自分が直接関わったわけではない
女性性の抑圧や性暴力に胸が痛むだろうし、
ある人は貧困や格差にこそ胸が痛むかもしれないし、
ある人は児童虐待や
子供の人身売買に胸が痛むかもしれない。
でも胸を痛めるからには、
そこにほんとうに大切なことや、
こころからの願いがある。
どうでもいいことには胸は痛まない。
胸が痛むのはそこに何らかの大きな愛があるから。
***
そう思うと、僕らは集合意識の傷つきを、
それぞれが引き受けられる分だけ担当して、
自分の持っている愛で癒している気がするのでした。
自分が引き受けた分、すでに傷ついているので
その自分を癒してあげたらいい。
自分が傷ついている分を、
なんらかの方法で癒すことができたら、
癒えた分だけ、
癒た後の世界を体現している人として
顕れるんだと思うんだよね。
それは傷ついた世界に新しい可能性をもたらす。
***
そう見てみると、
僕にはなんか納得するものがあるし、
人に希望がまた持てるし、
僕自身が胸を痛めることを支えられる気がします。
世の中のことに胸を痛めてしまうあなたは、
もしかしたら集合意識の傷つきの癒しに
関わってくれているのかもしれません。
それはとても尊いことだと僕は思います。
一方で辛すぎる時は是非そこから離れて
個人としての自分をケアしてあげて欲しいなとも思う。
そんなこんなで、
でもこの見方を共有できる人が増えると、
僕は個人的にはなんか救われるなーって思うのでした。
読んでくださってありがとう。
**********
今後の予定
8/27東京「好かれる勇気」講座
パートナーとのボタンの掛け違いをなくし、
愛を循環させるための1day。
https://www.facebook.com/events/1888427521371712/
【限定5名】
8/29「地球に幸せを広める」
ビジネス・グループコンサルティング
説明会&ミニセミナー
http://futako03.peatix.com/
【残席わずか】
9/20〜半年間
二子 渉の『地球に幸せを広める』
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http://www.kokuchpro.com/event/tokyo_gc03/
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ふたこです。
今日は最近考えていることについて書いてみます。
傷つきやすいあなたはたぶん、
集合意識の癒しに関わっている。
という話。
***
こころの傷って、
世代を超えて引き継がれることがよくあります。
子供が親との関わりで傷ついた、
なんてことがあったとして、
実はその親御さんもさらにその親との間で
同じ傷つき体験をしていたというのは、
よくあることです。
でね、こういう家族で受け継いでいるものは、
もしかしたらあなたの代で
終わらせることができるかもしれない。
***
それは自分自身を癒すことでもあるし、
そのことを通して家系を癒すことでもある。
あなたがそのことに気がついて、
そこにある痛みを避けることなく感じ切ったら、
そしてそこで許しが起こったら、
世代を超えて共有してきた傷と分断は、終わる。
これまでずっとその痛みを回避することで、
先人たちはどうにか現実を生き延びてきたし、
でもその副作用も同時に
受け継いできてしまったわけなのだから。
それができたとき、
ある意味集合意識の傷つきの癒しを
あなたがサポートし、
完了させたことになるんじゃないかな。
***
さてここ数年僕は、同じようなことが
家族よりも広い範囲でも起こっているのかもなー
と思っています。
例えば、
戦争のような大きな出来事があったら、
その時その場にいた当事者だけでは、
とうてい癒すことのできない深い傷が残る。
日本なら、
2発の原爆や各地の大空襲だけでも
とほうもない傷があるし、
その傷つきを癒すことなく亡くなった人も
たくさんいるはず。
***
でね、僕は30代のある時、
自分が遭ったこともない原爆の
傷・トラウマを負っていることに気づいたのでした。
その話は何度かしてるから今日は詳しく書かないけど。
僕自身のこころの中に、そのトラウマのために
自動思考に乗っ取られていたり、
そのトラウマのために
感じることができなくなっている気持ちが
あることが見えた。
そしてその歪みが、
僕の生活の現実に現れていることを
感じたんですよね。
それが見えたあと日本の社会を見たら、
同じような歪みを社会全体で
抱えているのが見えるようになった。
***
例えば日本では、戦争について
「自動的に反対と叫ぶ」というような反応に
よく出くわします。
こころ静かに全体を見て、それは違う、と
どっしりとしたところから言うのではなくてね。
僕は小学校の頃、
そういう傷を負った(引き継いだ)ことが
今ではよくわかります。
***
原子力についてもそう。
僕は原発は最短で全廃するのが合理的だと
思っているけれど、なんていうのかな、
自動反応的な「原発反対」のエネルギーに出会うと、
妄信的な原発賛成に出会う時と同じような
居心地の悪さを感じてしまうの。
どちらも、その人の中心からの真実の声じゃなくて、
もっと表面に作られた防衛反応の声が聞こえてくる。
でもそうなるだけの、
恐ろしいほどの痛みがそこに隠されている。
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胸が痛むのはそこに何らかの大きな愛があるから。
***
そう思うと、僕らは集合意識の傷つきを、
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その自分を癒してあげたらいい。
自分が傷ついている分を、
なんらかの方法で癒すことができたら、
癒えた分だけ、
癒た後の世界を体現している人として
顕れるんだと思うんだよね。
それは傷ついた世界に新しい可能性をもたらす。
***
そう見てみると、
僕にはなんか納得するものがあるし、
人に希望がまた持てるし、
僕自身が胸を痛めることを支えられる気がします。
世の中のことに胸を痛めてしまうあなたは、
もしかしたら集合意識の傷つきの癒しに
関わってくれているのかもしれません。
それはとても尊いことだと僕は思います。
一方で辛すぎる時は是非そこから離れて
個人としての自分をケアしてあげて欲しいなとも思う。
そんなこんなで、
でもこの見方を共有できる人が増えると、
僕は個人的にはなんか救われるなーって思うのでした。
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